田沼肇(読み)タヌマ ハジメ

20世紀日本人名事典 「田沼肇」の解説

田沼 肇
タヌマ ハジメ

昭和・平成期の社会学者 法政大学名誉教授;原水協代表理事。



生年
大正15(1926)年4月19日

没年
平成12(2000)年8月9日

出身地
東京都港区

学歴〔年〕
東京大学経済学部〔昭和23年〕卒

経歴
法政大学社会学部教授を経て、平成5年退職し名誉教授。原水爆禁止日本協議会代表理事。この間、昭和62年に発病し、平成7年パーキンソン症状を伴う進行性核上性まひと診断される。5年東京都重度心身障害者手当を申請するが、判定医の診断により却下される。同年決定の取り消しを求めて提訴し再申請、手当は7年に認められ支給されるようになる。10年東京都に対し、在宅障害者の介護実態を重視した補助制度を求め、東京地裁に提訴。同年9月控訴。主な著書に「原爆被爆者問題」「労働組合運動理論」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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