田浦城跡(読み)たのうらじようあと

日本歴史地名大系 「田浦城跡」の解説

田浦城跡
たのうらじようあと

[現在地名]田浦町田浦 古城

赤松あかまつ川と田浦川の間に東から突出した山稜の南部にある中世城跡。古城こじよう地名が残る。田浦川を挟んで口黒くちぐろ城跡に対する。「一統志」に「堀川源右衛門守之後清正公使加藤与左衛門守之 古城二所」とあり、「国誌」に「里俗上ノ城ト云、建武ノ比村上弾正少弼顕興益城郡豊福在城ノ時、其臣真家伝ニハ進トアリ悪兵衛実春田浦城番、(中略)其後慶長五年加藤清正侯領ノ時加藤与左衛門后改大和城代タリ」と記されるが、口黒城と混同されている可能性もあり、確かなことは不明。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む