田辺湾(読み)たなべわん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「田辺湾」の意味・わかりやすい解説

田辺湾
たなべわん

和歌山県中西部,太平洋に臨む湾。白浜半島の番所ノ崎とみなべ町の森の鼻を結ぶ線でかぎられ,湾奥に田辺港,文里港(もりこう)を擁し,湾岸田辺市の市街地が開ける。湾内は扇ヶ浜の一部を除きリアス海岸で,泥岩岩脈のある鳥巣半島や暖地性植物群落のある神島(かしま。いずれも国指定天然記念物)などがある。また,湾の北側にある天神崎は「天神崎の自然を大切にする会」の運動により開発を免れ,1987年に市民団体が自然環境保全法人に認定されたことで有名になった(→ナショナル・トラスト)。吉野熊野国立公園に属する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む