天神崎(読み)テンジンザキ

デジタル大辞泉 「天神崎」の意味・読み・例文・類語

てんじん‐ざき【天神崎】

和歌山県南西部、田辺市西部にある岬。田辺湾北側に位置する景勝地で、対岸の白浜半島とともに田辺湾の湾口を形成している。市民地主運動によって、宅地開発から自然を保護するための活動がなされ、日本におけるナショナルトラスト運動の最初舞台となった。

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デジタル大辞泉プラス 「天神崎」の解説

天神崎

和歌山県田辺市、田辺湾の北に突き出た岬。日和山を中心とする約20haの丘陵部と、干潮時のみ現れる約21haの岩礁部からなる。生前の南方熊楠が保護の必要性を指摘したことから、国指定名勝「南方曼陀羅の風景地」の構成地のひとつとなっている。1974年に当地別荘地の建設計画が持ちあがり、募金での土地の買い取りによる自然保護運動が興った。このことから日本のナショナルトラスト運動の発祥地としても知られる。

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