甲新田村
かぶとしんでんむら
東は上丸淵新田村・中丸淵新田村・下丸淵新田村に接し、西は領内川が南流する。字海道南からは弥生後期の土器片が出土した(祖父江町史)。「寛文覚書」によれば、概高一千四八石三斗余、田二三町七反八畝余・畑六九町九反八畝余、他に新田三ヵ所計九三石余があり、家数一四五、人数一千一三、寺は本願寺宗の正琳寺と蓮芳寺をあげている。天保村絵図では年寄志水小八郎の給知とあり、戸口三〇九戸・一千三九三人をあげる。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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