町台村(読み)まちだいむら

日本歴史地名大系 「町台村」の解説

町台村
まちだいむら

[現在地名]大原町下布施しもぶせ 町台

谷堀やつぼり村の西に位置する。南北大多喜おおたき城下(現大多喜町)御宿おんじゆく海岸(現御宿町)を結ぶ道が通る。下布施村の小村であったが、領内では一村扱いされ、延宝五年(一六七七)の中滝領分知帳(中村家文書)に下布施郷町台村とみえる。高三七八石余で旗本阿部領。享保四年(一七一九)の高四五六石余(石野家文書)、以後村高・領主ともに幕末まで変わらない(旧高旧領取調帳)。天保郷帳には古くは下布施村のうちと記され、一村として高付されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android