町田惣一郎(読み)マチダ ソウイチロウ

20世紀日本人名事典 「町田惣一郎」の解説

町田 惣一郎
マチダ ソウイチロウ

大正・昭和期の農民運動家



生年
明治37(1904)年2月10日

没年
昭和39(1964)年3月14日

出生地
長野県上高井郡須坂町(現・須坂市)

学歴〔年〕
長野商業学校卒

経歴
大正12年須坂町に美術団体「十人社」を設立。13年北信社会思想研究会に入り、14年政治研究会北信支部結成大会で議長を務める。農民運動係となって、昭和2年長野県小作組合連合会創立大会に参加。3年全農創立大会に参加。5年新労農党県連に参加、7年全農県連統制委員長となる。12年須坂町議に当選。13年大日本農民組合県連結成で主事となり、また国民運動研究会に参加。16年日米開戦で1年半予防拘禁される。戦後共産党入党。26年須坂町議に当選、市議を含めて4期連続当選した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「町田惣一郎」の解説

町田惣一郎 まちだ-そういちろう

1904-1964 大正-昭和時代の農民運動家。
明治37年2月10日生まれ。労働農民党長野県支部連合会執行委員,全農中央委員,同長野県連統制委員長などをつとめる。昭和16年日米開戦の翌日検挙され,予防拘禁された。戦後共産党から須坂町会議員,同市会議員となる。昭和39年3月14日死去。60歳。長野県出身。長野商業卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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