畑野上村(読み)はたのうえむら

日本歴史地名大系 「畑野上村」の解説

畑野上村
はたのうえむら

[現在地名]打田町畑野上

中井坂なかいざか村の東、紀ノ川北岸の平坦地にあり、村域は南北に細長い。村内の南、紀ノ川沿いを東西に大和街道が通る。北は古和田ふるわだ村。中世田中たなか庄に含まれた。慶長検地高目録は「畑上村」と記し、村高四六一石余。田中組に属し、元禄二年(一六八九)の田中組指出帳(田中家文書)によると田方が四二八・七六石(二五町五反余)、畠方三二・五八七石(二町四反余)、家数五一、人数は二五三、馬七、牛一七。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android