番田・裏番田(読み)ばんで・うらばんで

日本歴史地名大系 「番田・裏番田」の解説

番田・裏番田
ばんで・うらばんで

[現在地名]鶴岡市稲生町いなおいまち

番田は八日ようか町の南西、番田橋を越えた青竜寺しようりゆうじ川左岸の南下する小国おぐに(湯田川・田川)街道沿いにある足軽町。ばんでんともよばれる。寛永一六年(一六三九)までに番田村地内に町割された。寛文二年(一六六二)には番田西側に並行して番田・柳田やなぎだ村地内に旧左沢足軽のために町割が行われ、裏番田となった。以後番田は表番田とも称された(大泉掌故)。延宝六年(一六七八)の城下絵図では番田・裏番田とも御足軽町とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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