異目(読み)いもく

精選版 日本国語大辞典 「異目」の意味・読み・例文・類語

い‐もく【異目】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あやしみ見ること。また、その目つき。〔魏武故事‐魏志陳思王植伝裴注引〕
  3. 恋のいきさつがあること。恋仲であること。
    1. [初出の実例]「わけがあるを、いもく」(出典:当世花詞粋仙人(1832))
  4. 相手を困らせたり、あやしませたりするような条件文句。けち。
    1. [初出の実例]「何だかおつにからんだ、いもくの付たそのかね、気障だ、よしやせう」(出典:歌舞伎・与話情浮名横櫛(切られ与三)(1853)五幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む