畳畳(読み)ジョウジョウ

デジタル大辞泉 「畳畳」の意味・読み・例文・類語

じょう‐じょう〔デフデフ〕【畳畳】

[ト・タル][文][形動タリ]いく重にも重なり合うさま。「畳畳たる峻峰しゅんぽう

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精選版 日本国語大辞典 「畳畳」の意味・読み・例文・類語

じょう‐じょうデフデフ【畳畳】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 幾重(いくえ)にも重なり合うさま。たたみ重なるさま。
    1. [初出の実例]「君見ずや、北邙の暮の雨、でうでうたる青塚の色を」(出典:曾我物語(南北朝頃)一一)
    2. [その他の文献]〔江淹‐山中楚辞〕

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