疎影・疏影(読み)そえい

精選版 日本国語大辞典 「疎影・疏影」の意味・読み・例文・類語

そ‐えい【疎影・疏影】

〘名〙 まばらなかげ。特に、葉をつけていない梅の枝のまばらなさまにいうことが多い。
※竹居清事(1455頃)戯寄規月卿「雪後諸山白未消、暗香疎影度梅橋
※俳諧・本朝文選(1706)四・説類・愛梅説〈万子〉「孤山たそがれに、疎影横斜をうつす」 〔林逋‐山園小梅詩〕

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