そ‐りゃく【疎略・粗略・麁略】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 物事に対して十分に手を尽くさないこと。物事をおろそかに扱うこと。また、そのさま。ぞんざい。なげやり。そらく。
- [初出の実例]「所司記注、多有二粗略一」(出典:続日本紀‐神亀元年(724)一〇月丁亥)
- 「ゆめゆめそりゃくのぎあるべからず」(出典:曾我物語(南北朝頃)一)
- [その他の文献]〔漢書‐夏侯勝伝〕
そ‐らく【疎略・疏略】
- 〘 名詞 〙 =そりゃく(疎略)
- [初出の実例]「かかるわすれがたみを給りおき候ぬる上は、ゆめゆめそらくを存ずまじう候」(出典:平家物語(13C前)七)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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