疎竹(読み)あばらだけ

精選版 日本国語大辞典 「疎竹」の意味・読み・例文・類語

あばら‐だけ【疎竹】

〘名〙 まばらに並んで生えている竹。また、その垣根
※新撰六帖(1244頃)六「数ならぬしづが囲ひのあばら竹末をりかけて世をやつくらん〈藤原信実〉」

そ‐ちく【疎竹】

〘名〙 まばらに生えている竹林
菅家文草(900頃)三・秋「老松窓下風涼処、疎竹籬頭月落時」 〔何遜‐答高博士詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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