疎鹵(読み)そろ

精選版 日本国語大辞典 「疎鹵」の意味・読み・例文・類語

そ‐ろ【疎鹵・粗鹵・麁鹵】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「鹵」は、荒れ地作物の育たない不毛の土地、また「魯」に通じて、にぶい、おろかの意 ) 粗末で役に立たないこと。疎漏でうるおいのないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「其議論をきくに、いづれも疏鹵(ソロ)膚浅なる事になん有ける」(出典駿台雑話(1732)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android