疳瘡(読み)カンソウ

デジタル大辞泉 「疳瘡」の意味・読み・例文・類語

かん‐そう〔‐サウ〕【××瘡】

梅毒による陰部のただれ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「疳瘡」の意味・読み・例文・類語

かん‐そう‥サウ【疳瘡】

  1. 〘 名詞 〙 漢方医学で、梅毒のために陰部がただれる瘡(かさ)をいう。下疳。羅疫(らやく)。かんそ。
    1. [初出の実例]「私は女が好きじゃから疳瘡(カンサウ)横根は何んべん出来たか分らん」(出典花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android