精選版 日本国語大辞典 「痰切」の意味・読み・例文・類語
たん‐きり【痰切】
- 〘 名詞 〙
- ① 痰をとめること。また、その薬。
- [初出の実例]「とをりかねたる関のめいわく たんきりは口のはたまで流出〈常久〉」(出典:俳諧・ゆめみ草(1656)付句)
- ② 「たんきりあめ(痰切飴)」の略。
- [初出の実例]「あめ売が口の旨(うまき)、榧の痰切(タンキリ)が横なまり」(出典:談義本・根無草(1763‐69)前)
生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...