痴絵・烏滸絵(読み)おこえ

精選版 日本国語大辞典 「痴絵・烏滸絵」の意味・読み・例文・類語

おこ‐え をこヱ【痴絵・烏滸絵】

〘名〙
① ふざけて書いた絵。簡潔な筆づかいで風刺的にえがいたもの。漫画戯画。ざれ絵。鳥羽絵
今昔(1120頃か)二八「只世に並无き嗚呼絵(をこゑ)の上手と云ふ名を立て」
春画をいう俗語。かがみ絵。まくら絵。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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