デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「瘤取り爺」の解説 瘤取り爺 こぶとりじじい 昔話の主人公。ほおに瘤をもつ。山中で鬼の酒盛りにまぎれこんで得意の踊りを披露,「明日もこい」と鬼によろこばれ,質草がわりに瘤をもぎとられる。やはり瘤をもつ隣の爺がうらやみ,まねをするが,下手な踊りで鬼をおこらせ,質草をかえされて瘤は二つになる。「宇治拾遺物語」などにも採話されている。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例