療す(読み)りょうす

精選版 日本国語大辞典 「療す」の意味・読み・例文・類語

りょう‐・すレウ‥【療】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙 ( 古くは「りょうず」 )
  2. 病気を治療する。療治する。
    1. [初出の実例]「僧徹、此の人を以て、世に病有る人の許に遣て祈り療せさするに、必ず其の験有り」(出典:今昔物語集(1120頃か)七)
  3. 悪い所や欠点をなおす。
    1. [初出の実例]「徳行の医士と訳す、人の罪悪を療し、善に遷らしむる故なり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む