療す(読み)りょうす

精選版 日本国語大辞典 「療す」の意味・読み・例文・類語

りょう‐・すレウ‥【療】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙 ( 古くは「りょうず」 )
  2. 病気を治療する。療治する。
    1. [初出の実例]「僧徹、此の人を以て、世に病有る人の許に遣て祈り療せさするに、必ず其の験有り」(出典:今昔物語集(1120頃か)七)
  3. 悪い所や欠点をなおす。
    1. [初出の実例]「徳行の医士と訳す、人の罪悪を療し、善に遷らしむる故なり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む