発想標語(読み)はっそうひょうご

精選版 日本国語大辞典 「発想標語」の意味・読み・例文・類語

はっそう‐ひょうご ハッサウヘウゴ【発想標語】

〘名〙 演奏記号一つ楽曲全体または一部の表現上の注意をことばで指示するもの。カンタービレドルチェなど。〔洋楽手引(1910)〕

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デジタル大辞泉 「発想標語」の意味・読み・例文・類語

はっそう‐ひょうご〔ハツサウヘウゴ〕【発想標語】

楽曲演奏上の表現方法を示す標語カンタービレマエストーソなど。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の発想標語の言及

【演奏記号】より

…ただしこの強弱はあくまでも相対的なものであって,基準はない。(3)発想記号(表3) 広義の発想記号は演奏記号と同義であるが,ここでは,曲の性格や表情を示すために楽譜に書き添えられるいろいろな言葉,すなわち発想標語に限る。発想標語もやはり1600年ころから用いられるようになった。…

※「発想標語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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