発電子(読み)ハツデンシ

精選版 日本国語大辞典 「発電子」の意味・読み・例文・類語

はつでん‐し【発電子】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 発電機で、軟鉄心にコイルを巻いた部分場磁石の磁場内で高速回転させて電力を発生させる。→アーマチュア
    1. [初出の実例]「発電機の発電子からもしゅっしゅっと青い火花が出てゐる」(出典:地に頬つけて(1915)〈谷崎精二〉三)
  3. でんきし(電機子)〔電気訳語集(1893)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android