登米層群(読み)とよまそうぐん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「登米層群」の意味・わかりやすい解説

登米層群
とよまそうぐん

南部北上(きたかみ)高地山地)に分布するペルム紀最後期の地層で、主として黒色スレート粘板岩)からなる。層理面と斜交する劈開(へきかい)面に沿って薄くはげる性質があり、天然のスレートとして採掘されている。本層群下部には花崗岩礫(かこうがんれき)を多く含む薄衣礫岩(うすぎぬれきがん)が挟まれる。全層厚は約1800メートルである。

[村田明広]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む