…成層または層状構造を示す岩石の配列状態を指す。成層の上下の面,つまり層理面というときは,堆積面を指す場合が多く,古環境の推定に重要なものである。しかし,堆積岩といってもある種の砂岩などの岩体は時間・空間的に斜交して存在することがあり,層理も砂岩の色・粒度などから,かろうじて識別される場合が少なくない。…
※「層理面」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...