コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

白井亨 しらい とおる

2件 の用語解説(白井亨の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

白井亨 しらい-とおる

1783-1843 江戸時代後期の剣術家。
天明3年生まれ。江戸の人。天真伝兵法(天真白井流)の祖。一刀流中西忠太の門にまなび,のち各地を武者修行。江戸にかえって寺田宗有(むねあり)に師事し,印可をうけて下谷御徒町(したやおかちまち)に道場をひらいた。天保(てんぽう)14年11月14日死去。61歳。名は義謙。号は鳩洲(きゅうしゅう)。著作に「兵法未知志留辺(みちしるべ)」など。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

白井亨
しらいとおる
(1783―1843)

江戸後期の剣術家。天真(てんしん)白井流の祖。江戸の人。本姓大野氏、名は義謙(よしのり)、鳩洲(きゅうしゅう)・錬丹舎(れんたんしゃ)と号す。8歳のとき剣術に志して機迅流(きじんりゅう)依田秀俊の門に入り、15歳のとき改めて一刀流中西忠太子啓(ちゅうたたねひろ)の門に入り、めきめきと腕前をあげた。1805年(文化2)中西の道場を出て武者修行を試み、11年江戸へ戻り中西道場の先輩寺田五右衛門宗有(むねあり)に改めて師礼をとった。1815年寺田より天真伝(てんしんでん)一刀流の印可を受けて、下谷御徒町(したやおかちまち)に道場を開き、19年(文政2)36歳、『明道論(めいどうろん)』『神妙録(しんみょうろく)』『天真録(てんしんろく)』の3巻の伝書をまとめ、一刀流別伝天真伝兵法と称した。晩年は著作に打ち込み、41年(天保12)大野家を再興し、43年天真白井流と改めた。[渡邉一郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

白井亨の関連キーワード岩崎恒固岸本鍬之助久保克明佐鳥浦八郎高木守富田宮三之助樋口正虎比留間与八吉留渉渡辺高

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

白井亨の関連情報