白客(読み)しろいきゃく

精選版 日本国語大辞典 「白客」の意味・読み・例文・類語

しろい【白】 客(きゃく)

遊びごとになれない客。経験の乏しい野暮な客。
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第五九「布目の雲を通す一焼〈兼之〉 しろひ客薄ひ雪降おりふしに〈西嶋〉」
浮世草子傾城禁短気(1711)三「田舎の素(シロ)い客が、若衆といふに免じて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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