白山薇(読み)しろやまぜんまい

精選版 日本国語大辞典 「白山薇」の意味・読み・例文・類語

しろ‐やまぜんまい【白山薇】

  1. 〘 名詞 〙 シダ類ゼンマイ科の常緑多年草。伊豆半島以西の本州四国九州山地の湿った崖などに生える。高さ約一メートル。根茎から葉を叢生する。葉は羽状複葉で、長さ一五~三〇センチメートル、幅一~二センチメートルの羽片に分かれる。葉の下部の羽片に胞子嚢群をつける。へつかしだ。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android