白男村(読み)しらおむら

日本歴史地名大系 「白男村」の解説

白男村
しらおむら

[現在地名]蒲生町白男

前郷まえごう川の流域に位置し、東は久末ひさすえ村。東端中福良なかふくらで同川は田平たびら川を合流する。中福良から前郷川上流の薄原すすはら川中島かわなかじままで細長く延び、西部真黒まくろ(四七〇メートル)がそびえる。白輪とも記される。天正五年(一五七七)二月吉日の島津氏老臣連署寄進状(蒲生八幡神社文書)によると、蒲生院内の「白輪名」三段が正八幡若宮(現蒲生八幡神社)に寄進されている。寛文四年(一六六四)の郡村高辻帳では白輪村とみえ、高六〇八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む