白磨(読み)しろみがき

精選版 日本国語大辞典 「白磨」の意味・読み・例文・類語

しろ‐みがき【白磨】

  1. 〘 名詞 〙 みがいて白くすること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「手に二の白みかきの鎚をなんもつとおもはれけり」(出典:春日権現験記絵詞(1309)一八)

しら‐すり【白磨】

  1. 〘 名詞 〙 みがきたてた銀で飾った器具
    1. [初出の実例]「三十六差(さい)たる白磨(シラスリ)(〈注〉シロミカキ)の銀筈(しろがねはず)大中黒の矢に」(出典:太平記(14C後)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android