デジタル大辞泉 「大中黒」の意味・読み・例文・類語 おお‐なかぐろ〔おほ‐〕【大中黒】 1 鷲わしの矢羽根で、中央部の黒い斑ふが大きいもの。2 紋所の名。輪の中央の横線が太いもの。一つ引両ひきりょう。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「大中黒」の意味・読み・例文・類語 おお‐なかぐろおほ‥【大中黒】 〘 名詞 〙① 鷲の矢羽の斑の一種。中黒は上下が白く、中央部の黒い羽。大中黒はその黒い部分の幅の広いものをいう。[初出の実例]「廿四さいたるおほなかぐろの矢おひ」(出典:平家物語(13C前)四)② 紋所の名。輪の中に横に黒く太い一線を引いた紋。新田氏の紋で日をかたどるという。一つ引両(ひきりょう)。[初出の実例]「大中黒(オホナカグロ)と二つ引両と二つの旗を入替入替」(出典:太平記(14C後)一四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例