白金庄(読み)しろかねのしよう

日本歴史地名大系 「白金庄」の解説

白金庄
しろかねのしよう

長良川と津保つぼ川に挟まれた合流地点、現関市上白金・下白金に比定される。かつては「和名抄」にみえる武藝むげ郡九郷のうちの白金郷の地と考えられる。銀とも記す。元弘三年(一三三三)九月六日の永福門院令旨(清和院文書)に「美濃国銀庄」とみえ、永福門院(西園寺実兼の娘、後伏見院の母)清和院寄進

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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