清和院(読み)セイワイン

大辞林 第三版の解説

せいわいん【清和院】

京都市上京区七本松にある真言宗智山派の寺。仁寿年間(851~854)文徳天皇が皇后染殿のために創建した仏心院に始まる。清和天皇が譲位後入山し、現在名に改称。清和井せがい院。勢賀院。感応寺。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

清和院
せいわいん

京都市上京(かみぎょう)区一観音(いちかんおん)町にある真言宗智山(ちさん)派に属する寺。古くは勢賀院(せかいん)ともいい、感応(かんおう)寺と号した。本尊は延命地蔵(じぞう)。平安初期に文徳(もんとく)天皇が染殿后妃のために仏心(ぶっしん)院を建立したのに始まり、ついで清和(せいわ)天皇が照空(しょうくう)を召して開山とし、当寺で落飾して清和院と改称、当寺に多くの高僧を招いて大斎会(だいさいえ)を行い、『法華経(ほけきょう)』を講じさせた。のち皇子親王の住院となって発展したが、室町時代、応仁(おうにん)(1467~1469)・享禄(きょうろく)(1528~1532)の兵火のため焼失し、1661年(寛文1)現在地に復興された。[勝又俊教]

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