白際(読み)シロキワ

デジタル大辞泉 「白際」の意味・読み・例文・類語

しろ‐きわ〔‐きは〕【白際】

江戸時代女官御殿女中などの化粧法。髪の生えぎわに墨で線を描き、その内側白粉おしろいを塗ってぼかすもの。

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精選版 日本国語大辞典 「白際」の意味・読み・例文・類語

しろ‐きわ‥きは【白際】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸時代の女官・御殿女中などに行なわれた眉作り方法の一つ。髪の生えぎわに黒い筋を墨でかき(黒際)、その内側へ濃い白粉で白い筋をかきおくこと。
  3. 女官や奥女中が髪の生えぎわから下額の中央にV字形を白粉でかき、その下に眉をかくこと。〔奥女中袖鏡(1858)〕

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