白頭溶岩台地(読み)はくとうようがんだいち

日本大百科全書(ニッポニカ) 「白頭溶岩台地」の意味・わかりやすい解説

白頭溶岩台地
はくとうようがんだいち / ペクトヨンアムテーチ

北朝鮮、両江道の北部にある白頭山とその南東部に延びた摩天嶺(まてんれい)山脈を中心に展開している玄武岩台地。東側は西頭水、南は虚川江(きょせんこう)の支流雲寵(うんちょう)江によって囲まれ、北西側は中国領へ延びている。朝鮮側の台地面積は4000平方キロメートル。台地の基盤は摩天嶺系の堆積(たいせき)変成岩と、その後に貫入した花崗(かこう)岩類から構成されている。

[魚 塘]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android