故事成語を知る辞典 「白首の縁」の解説 白首の縁 男女の契りが深いこと。 [由来] 一七世紀、清しん王朝の時代に書かれた戯曲「長生殿」に出て来るセリフから。この戯曲は、唐王朝の玄げん宗そう皇帝と楊よう貴き妃ひの物語を描いたもの。二人が仲違いしたとき、楊貴妃は、おわびの印として自分の髪の毛を切り、玄宗に届けてくれるよう、使いの者に頼みます。すると、使いの者は、「美しく長いこの黒髪によって、もう一度、お二人の『白首の縁(白髪頭になるまで続く縁)』を結んでみせましょう」と言ったのでした。 出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報 Sponserd by