ちょうせい‐でん チャウセイ‥【長生殿】
[1]
[一] 中国の唐代、現在の陝西省西安市東郊の驪山
(りざん)にあった
華清宮内の
宮殿の名。
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デジタル大辞泉
「長生殿」の意味・読み・例文・類語
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長生殿【ちょうせいでん】
中国,清代の戯文。洪昇(こうしょう)〔1659-1704〕の作。50幕。1679年(1688年とも)なる。《長恨歌》《梧桐雨》などに範をとり,玄宗皇帝と楊貴妃の愛情を,楊家一門の栄華や安禄山の反乱など,唐王朝の興亡を背景に描く。文辞の美麗なること清代随一の秀作とされ,《桃花扇》と並称される。
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長生殿 (ちょうせいでん)
Cháng shēng diàn
中国,清代の戯文。洪昇(1659-1704)の作。楊貴妃が唐の玄宗に寵愛されるに至る経緯から,安禄山の乱,馬嵬坡での死を描き,乱後,玄宗が法壇を設けて貴妃の霊を招き,道士が月宮に向かって仙橋を架け,玄宗を導いて貴妃と再会させる,という筋である。10余年の間に三たび稿をかえて成ったといわれ,孔尚任の《桃花扇》とともに,明初以来盛行してきた戯文の掉尾(とうび)を飾る作品である。
執筆者:岩城 秀夫
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長生殿
ちょうせいでん
Chang-sheng-dian
中国の長編戯曲。清の洪昇の作。 50幕。康煕 27 (1688) 年成立。唐の玄宗と楊貴妃の故事を主題としたもの。白居易の『長恨歌』,陳鴻の『長恨歌伝』,白仁甫の元曲『梧桐雨』など,この故事を扱った多くの先行作品をもととし,これを集大成して長編の戯曲としたもの。玄宗と楊貴妃の関係を純粋な愛情として描いた点が従来の作品と異なり,十余年を費やし,3度も稿を変えて成ったと伝えられる。音楽もすぐれ,清代第一の大作。
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長生殿
(通称)
ちょうせいでん
歌舞伎・浄瑠璃の外題。- 元の外題
- 小栗長生殿 など
- 初演
- 享保10.11(江戸・中村座)
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長生殿
石川県金沢市、森八が製造・販売する銘菓。富山産の糯米(もちごめ)、徳島産の和三盆糖を使用した長方形の落雁。日本三大銘菓のひとつといわれる。
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