コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

長生殿 ちょうせいでんChang-sheng-dian

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

長生殿
ちょうせいでん
Chang-sheng-dian

中国の長編戯曲。清の洪昇の作。 50幕。康煕 27 (1688) 年成立。唐の玄宗楊貴妃故事を主題としたもの。白居易の『長恨歌』,陳鴻の『長恨歌伝』,白仁甫の元曲『梧桐雨』など,この故事を扱った多くの先行作品をもととし,これを集大成して長編の戯曲としたもの。玄宗と楊貴妃の関係を純粋な愛情として描いた点が従来の作品と異なり,十余年を費やし,3度も稿を変えて成ったと伝えられる。音楽もすぐれ,清代第一の大作。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディアの解説

長生殿【ちょうせいでん】

中国,清代の戯文。洪昇(こうしょう)〔1659-1704〕の作。50幕。1679年(1688年とも)なる。《長恨歌》《梧桐雨》などに範をとり,玄宗皇帝と楊貴妃の愛情を,楊家一門の栄華安禄山反乱など,唐王朝の興亡を背景に描く。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

デジタル大辞泉プラスの解説

長生殿

石川県金沢市、森八が製造・販売する銘菓。富山産の餅米、徳島産の和三盆糖を使用した長方形落雁。日本三大銘菓のひとつといわれる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ちょうせいでん【長生殿 Cháng shēng diàn】

中国,清代の戯文。洪昇(1659‐1704)の作。楊貴妃が唐の玄宗に寵愛されるに至る経緯から,安禄山の乱,馬嵬坡での死を描き,乱後,玄宗が法壇を設けて貴妃の霊を招き,道士が月宮に向かって仙橋を架け,玄宗を導いて貴妃と再会させる,という筋である。10余年の間に三たび稿をかえて成ったといわれ,孔尚任の《桃花扇》とともに,明初以来盛行してきた戯文の掉尾(とうび)を飾る作品である。【岩城 秀夫】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

ちょうせいでん【長生殿】

中国、清代の戯曲。五〇齣せき(幕)。洪昇作。1688年完成。唐の玄宗皇帝と楊貴妃の恋愛を描く。「桃花扇」と並ぶ清代の代表的戯曲。長生殿伝奇。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

長生殿の関連キーワード長生殿(戯曲)長生殿(菓子)石川県金沢市津打又左衛門老いせぬ門郷土菓子初雁城趙執信打菓子助六物藤植流汪道昆査慎行驪山応猷南曲崑曲鶴亀

今日のキーワード

桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す

《「史記」李将軍伝賛から》桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができる。徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android