白駒村(読み)しろこまむら

日本歴史地名大系 「白駒村」の解説

白駒村
しろこまむら

[現在地名]君津市白駒

いずみ村の南東鹿野かのう山北裾に位置する。地内白駒神社蔵鰐口の応永一一年(一四〇四)五月一〇日付銘文に「周東郡白駒若一王子」(房総金石文の研究)とみえ、住持比丘明照、大工楠崎信吉とある。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に村名がみえ、高二〇四石。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳では高岡藩領、家数四二。旧高旧領取調帳でも同藩領。享保一八年(一七三三)小糸こいと地域に結成された二六ヵ村組合に加わっている(大野台区有文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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