百亀喜村(読み)どうみきむら

日本歴史地名大系 「百亀喜村」の解説

百亀喜村
どうみきむら

[現在地名]中央区南生実町みなみおゆみちよう

南生実村のうちで、その西端部を占め、南を塩田しおだ川が流れる。元禄郷帳などでは同村内であるが、江戸初期は独立村扱いで、寛永一三年(一六三六)の千葉郡百亀喜村検地野帳(宍倉家文書・小倉家旧蔵文書)があり、反別一九町八反余で、七名の百姓のうち三名で一五町三反余を所持している。元禄一六年(一七〇三)の南大弓村之内百亀喜村年貢割付状(宍倉家文書)にみるとおり南大弓村内と記されるが、この時期でも年貢割付状を独立村として受けており、高一八一石余、田一三町六反余・畑六町四反余・屋敷一反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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