百姓分(読み)ヒャクショウブン

デジタル大辞泉 「百姓分」の意味・読み・例文・類語

ひゃくしょう‐ぶん〔ヒヤクシヤウ‐〕【百姓分】

百姓身分農民階級
「―の人ながら、少し由ある方の娘」〈浮・三代男・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「百姓分」の意味・読み・例文・類語

ひゃくしょう‐ぶんヒャクシャウ‥【百姓分】

  1. 〘 名詞 〙 農民の身分。百姓の階級。
    1. [初出の実例]「去百姓分(ヒャクシャウフン)の人ながら、少よしあるかたの娘」(出典浮世草子・好色三代男(1686)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android