日本歴史地名大系 「百次郎村」の解説 百次郎村もじろうむら 長崎県:壱岐郡郷ノ浦町長嶺村百次郎村中世からみえる郷村名で、近世の大浦(おおうら)村(大浦触)と長嶺(ながみね)村(長峰東触)にわたる村域であったと推定される。正平二四年(一三六九)の壱岐神領図(壱岐史拾遺)では可須(かす)郷(現勝本町)の聖母(しようも)大明神の神領九四町のうちとして「百次良村」とみえる。同年とされる壱岐国七社神領敷地定書(同書)では志佐氏の領知として百次郎とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by