百歩の薫衣香(読み)ひゃくぶのくのえこう

精選版 日本国語大辞典 「百歩の薫衣香」の意味・読み・例文・類語

ひゃくぶ【百歩】 の=薫衣香(くのえこう)[=方(ほう)

  1. 薫物の名。百歩の外まで香が漂い香るという。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「名香には、からの百歩のくのえかうをたき給へり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)鈴虫)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む