百疋(読み)ひゃっぴき

精選版 日本国語大辞典 「百疋」の意味・読み・例文・類語

ひゃっ‐ぴきヒャク‥【百疋】

  1. 〘 名詞 〙 銭一貫文。銀一分に当たるが、時代によって違いがある。ひゃっぴもん。ひゃっぴ。
    1. [初出の実例]「『代物はいかほどでおじゃるぞ』『さだまって百疋でおじゃる』」(出典:虎明本狂言・末広がり(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android