百雷の一時に落つるが如し(読み)ひゃくらいのいちじにおつるがごとし

精選版 日本国語大辞典 の解説

ひゃくらい【百雷】 の 一時(いちじ)に落(お)つるが如(ごと)

  1. 多くの雷が一度に落ちるように、音や声の大きなこと。
    1. [初出の実例]「大砲数発打出して双方烈しく迫合ふたる其音宛然(あたかも)百雷(ライ)一時(ジ)に落(オツ)る如(ゴト)くにて」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉五)

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