皮幣(読み)ひへい

普及版 字通 「皮幣」の読み・字形・画数・意味

【皮幣】ひへい

礼物。皮と絹。〔左伝、襄二十八年〕宋のに、君命じて~其の稷(しやしよく)(国家)を安定し、其の民人を鎭撫せしむ。~寡君(くわくん)(君)、是の故に吉(游吉)をして其の皮を奉ぜしむ。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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世界大百科事典(旧版)内の皮幣の言及

【紙幣】より

…しかし財政赤字が国債発行によって証券市場において調達されるならば,国債発行に対してひとつの歯止めがかけられることになり,また中央銀行の国債買いオペが金融政策の見地から適切に行われるかぎり,通貨の過大供給によるインフレーションの発生を防止することができる。【石田 定夫】
【歴史】

[世界]
世界世界最古の紙幣は中国における漢の武帝(在位,前141‐前87)治下の皮幣とされるが,まだ紙の存在しなかった当時獣皮を素材とし徴発の手段として用いられたものと伝えられる。古代カルタゴ,中世アングロ・サクソンにも皮幣があったという。…

※「皮幣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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