礼物(読み)レイモツ

デジタル大辞泉 「礼物」の意味・読み・例文・類語

れい‐もつ【礼物】

謝礼として贈る金品
れいぶつ(礼物)
[類語]謝礼返礼報礼謝儀こころざし礼金謝金報謝報酬薄謝薄志謝辞

れい‐ぶつ【礼物】

典礼文物
祭祀儀式に用いる品物
れいもつ(礼物)

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精選版 日本国語大辞典 「礼物」の意味・読み・例文・類語

れい‐もつ【礼物】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 謝礼の意を表わして贈る金銭・物品。
    1. [初出の実例]「此刺に礼物をしるすぞ。銭なれば百二百とかくぞ」(出典:漢書帝紀抄(1477‐1515)四)
    2. [その他の文献]〔福恵全書‐蒞任部・酬答書札〕
  3. れいぶつ(礼物)

れい‐ぶつ【礼物】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 典礼と文物。〔書経‐微子之命〕
  3. 祭祀の礼儀に用いる品物。〔詩経伝‐小雅正月
  4. れいもつ(礼物)

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普及版 字通 「礼物」の読み・字形・画数・意味

【礼物】れいぶつ

儀礼と文物。贈答の物。晋・潘魏公九錫に冊する文〕其のを崇(たつと)くし、其の禮物を備ふ。王室衞し、厥(そ)の世を左右(補佐)する以(ゆゑん)なり。

字通「礼」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の礼物の言及

【礼銭】より

…一般的にはお礼のために金銭を送ることであるが,中世とりわけ室町・戦国期に盛んで,何らかの権利を与えられることの代償として,下から上へ差し上げるものを礼物(れいもつ),礼銭といった。朝廷,幕府などの官職,役職への補任や継目安堵(つぎめあんど)(将軍などの代替りに際して,家臣らが前代同様に所領を安堵してもらう),課役免除などの礼として出される場合が多く,公私混同の結果として賄賂が公然と利権化して行われたものともいえる。…

※「礼物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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