盗人のあと棒乳切木(読み)ぬすびとのあとぼうちぎりき

精選版 日本国語大辞典 「盗人のあと棒乳切木」の意味・読み・例文・類語

ぬすびと【盗人】 の あと棒乳切木(ぼうちぎりき)

  1. 盗人が逃げたあとに棒を持って来る意で、時機に遅れては役に立たないことのたとえ。諍(いさか)い果てての棒乳切木。
    1. [初出の実例]「賊(ヌスヒト)のあとの棒(ボウ)ちぎり木と見立て、其身は麻がら程にも思はず」(出典咄本一休咄(1668)序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 ボウ 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む