盛年重ねては来たらず(読み)せいねんかさねてはきたらず

故事成語を知る辞典 「盛年重ねては来たらず」の解説

盛年重ねては来たらず

若い時代をむなしく過ごしてはならない、という戒めのことば。

[由来] 四~五世紀の中国とうしん王朝の時代の詩人とうえんめい(正式な名はとうせん)の詩の一節から。「盛年重ねては来たらず、いちじつ再びはあしたなり難し(若い盛りは一生うち二度とは来ないし、ある日をもう一度朝からやり直すのも無理なことだ)」とあります。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む