目子算(読み)めのこざん

精選版 日本国語大辞典 「目子算」の意味・読み・例文・類語

めのこ‐ざん【目子算】

  1. 〘 名詞 〙 そろばん筆算などによらないで、一つ一つ数量を目で確かめながら、声に出したりなどして数えること。また、そのような計算目子勘定目子算用。目の子。
    1. [初出の実例]「此道にかぎらず、無作意のこころにはめのこ算とやらむ。うちひらめなる句よりほかは、みみにおちぬにやあらん」(出典:東国紀行(1544‐45))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android