目論(読み)もくろむ

精選版 日本国語大辞典 「目論」の意味・読み・例文・類語

もくろ・む【目論】

〘他マ五(四)〙
物事を行なう方法について、あれこれと計画をめぐらす。たくらむ。企てる。
※俳諧・うたたね(1694)「着ぬ先に質にもくろむ物着星
囲碁で、目算することをいう。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「目論」の読み・字形・画数・意味

【目論】もくろん

他人のことはよく判るが、自らを知らぬ議論。〔史記、越世家〕今、王、晉の失計を知るも、自ら越のちを知らず。是れ目論なり。

字通「目」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android