目黒町村(読み)めぐろまちむら

日本歴史地名大系 「目黒町村」の解説

目黒町村
めぐろまちむら

[現在地名]畑野町目黒町

洪積台地の一部が、北に向かってほぼ正三角形に突出した部分に立地。東は栗野江くりのえ村、北は国府こうの川の支流長谷はせ川・大野おおの川を隔てて皆川みながわ(現新穂村)、西は下畑しもばた安国寺あんこくじ村。慶宮けいくう寺蔵の大永五年(一五二五)の大般若波羅蜜多経巻三〇二の奥書に「目黒町」とみえる。中世には雑太本間氏旗下の羽黒はぐろ(現両津市)地頭渋谷三郎左衛門の支配であったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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